この催しは3年に1回開かれる学校主催の催しですが、実際の運営は同窓会のOB・OGが行っています。
福島商業高校(福商)の生徒に、在学中に一度は古関裕而とその音楽について学んでもらおうという趣旨です。
プログラムは、古関裕而研究の第一人者齋藤秀隆先生の講演で始まり、次いで喜多三ライブ、そして福商吹奏楽部の演奏、福島ハミングコールというコーラスの合唱、そして最後は福商に伝わる古関裕而作曲の「福商青春歌」を全員で合唱して終わりです。
普段喜多三ライブのお客様はご年配の方々が多く、古関裕而の楽曲もよくご存知の方が多いのですが、今回は古関裕而の音楽など殆ど知らない高校生がお客様。一体どんな反応があるのか、期待と不安の交じった気持ちで本番を迎えました。
しかし心配など全く不要でした。ノリのいい高校生達は、素直に反応してくれて、「六甲おろしー闘魂込めて」のメドレーなどは大盛り上がり。最後は、一曲は古関裕而の曲を歌えるようになってほしい、というOB達の願いで「長崎の鐘」を歌唱指導して全員で大合唱しました。素晴らしい盛り上がりで、普段、ライブでお客様を泣かしているSUZUが、このときばかりは自分が涙ぐんだとか。
そして音楽会終了後、同窓会主催の懇親会(打ち上げ)でも、OB・OGの皆様の、古関メロディーを次の世代、そのまた次の世代へ受け継いで行かせたい、という熱い思いがひしひしと伝わり、皆さんの熱意を糧として、益々我々も頑張ろう、と思いました。そして喜多三を始めて、本当に良かった、と思いました。
父、古関裕而に感謝、喜多三を始めるきっかけを与えてくれたSUZUに感謝、今回は都合で欠席でしたがSANAに、そのSANAの代役を務めてくれた田中明子に感謝、そして喜多三を応援して下さっている皆様に感謝です。
本当にありがとうございます。(九)
PS.取り敢えずビデオから起こした写真を載せましたが、いずれちゃんと撮影された写真を頂けると思いますので、またそのときに写真をアップします。