音は裕一のピンチを救うため、会社に談判に行く。音の行動力は凄いですね。
でも金子も同じような行動をしています。
娘が生まれた後ですが、裕而がクビになりそうになったとき、娘を連れて会社の部長?に会いに行き、談判ではなく陳情?、嘆願?、交渉?、泣き落とし?かどうか分かりませんが、兎に角クビを繋げてもらっています。
そして志村けんさん、貫禄ありますね。このエールが遺作になるなんて、まだまだお若かったのに本当に残念です。
その志村けん演じる小山田耕三、モデルは勿論あの大作曲家、山田耕筰です。
『エール』では裕一と小山田耕三の直接の接点はありませんが、実際は、裕而は山田耕筰を大変尊敬していて、その楽譜を集め研究し、川俣時代には、自作の曲を山田耕筰に送って見てもらっていました。
山田耕筰は古関裕而のことを「天才かキチガイ」と言ったとか。ともあれ山田耕筰の口利きで古関裕而はコロムビアの専属作曲家となりました。
『エール』では何故小山田耕三が裕一をコロムブスレコードに入社させたのか、謎にしていて、これからその謎が解かれると思いますが楽しみです。
僕の想像どおりだったら驚きですが・・・。
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